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Teaching Assistantになるための試験を受けてきました。

アメリカでPhDを取るまで

こんにちは。今日は最近受けたTeaching Assistantになるための試験について書きます。Teaching Assistant(TA)とは、大学の先生の授業のお手伝いをすることでお給料を貰うお仕事です。アメリカの大学院のPhDの学生の多くは、TAのポジションを獲得することで、授業料免除を受け、さらに生活費を貰います。お給料については今度書こうと思いますが、授業料と合わせるとかなりの金額になります。なので、TAに求められる力量や仕事量は大きいです。

僕が通う大学で留学生がTAになるためにはTOEFLのSpeakingセクションで26点以上を取らないといけない決まりがあります。一方、僕の点数は20点でした。全然足りていませんね。実際問題、この基準はあまりにも厳しく、ほとんどの留学生はクリアできないと思います。それでは大学側としても困るようなので、ちゃんと抜け道が用意されているのです!

具体的には、選考の段階で留学生の英語教育担当の人とスカイプで英会話の簡単な試験を行いました。会話の内容は簡単な自己紹介やこれまで行った研究を簡単に説明するといったものでした。僕はこの試験を2月に受けて、なんとかクリアしたので合格通知をもらったということです。この合格通知は暫定的なもので、実際にTAとして従事するためには、渡米してからもう一度別の試験を受けなければいけないということでした。この試験を先週受けて、結果が出たのでその経験を記録しておきます。

試験は、学部生4, 5人の前でTA業務の一部を実演するというもの。

試験は、オリエンテーションの間に行われました。試験の内容は約1週間前に通知され、以下のようなものでした。

・学部生4, 5人の前でTA業務の一部を約20分実演する。
・1, 2分で簡単に自己紹介をする。
・事前に配布された過去の授業のシラバスの概要を3, 4分で説明し、学生からの質問に答える。
・自分の研究分野のトピックを、その分野に詳しくないような学部生を対象とした模擬授業を行う。質疑応答を含めて8分程度。ホワイトボードやマーカーを使っても良い。

本番では、時間が押していたようで、自己紹介の部分はカットされました。上記の内容を学部生とTESOLのという英語教授法の資格をもつ先生に様々な観点から評価されます。

準備・堂々と喋る、これらに尽きます。

試験の内容は1週間前には知らされていたにも関わらず、相変わらずのサボり癖で前日まで持ち越してしまいました。実際、飛行機や移動中で準備する気にはなれなかったし、アメリカに着いてからは生活の準備に追われていたという言い訳を付け加えておきます。

どんな準備をしたかというと、原稿作って丸暗記ですね。即興で英語のプレゼンをできるようなレベルではないので、原稿をそれなりにちゃんと作りました。といっても、自己紹介はこれまで何回もしているし、シラバスの重要な点はハイライトされていたので、そこを切り取るだけでした。また、模擬授業の内容は、前に所属していた大学で取っていた教育に関する授業で似たようなことをやったことがあったので、その題材を使いまわしました。こんな感じの準備だったので、あんまり時間は取られませんでしたね。当日の朝に原稿書き上げて、図書館のホワイトボードで練習して本番を迎えました。

ある程度原稿を用意して覚えていけば、あとはどこまで堂々と発表できるかだと個人的には思うのでそこだけ注意しました。具体的には、話すときに学生の顔を見ながら体の力を抜いてゆっくり喋るといった感じですね。このあたりについてはもう少し上手くなったら書いてみたいと思います。学生からの質問が聞き取れなく、しっかりと答えられない場面もありましたが、まあまあ納得してくれた雰囲気を感じたので上手くいったかなあと思っていました。ただ、大学の先生からは授業の内容について詳しく聞かれたときに少し適当なことを答えてしまいました。ビデオを撮られていたので、指導教員に見つかるとまずいです・・・笑

結果:なんとか合格しました。

後日、担当の人から無事に合格通知のメールが届きました。落ちていたら、英語の補修を受けなければいけなかったようなので、合格していてほっとしました。結果の内容は、28点中20点がボーダーラインのところ、24点で合格した模様です。思ったより余裕があったんだなと。採点する学生が甘めに点数をつけてくれたのかもしれませんね。具体的に良かったところ、改善すべき点も書いてありました。以下のような感じでした。

良かった点
発音、スピーチの流れ、文法、語彙、聴解、質問処理
改善すべき点
イントネーション、L/Rの使い分け、強弱、ホワイトボードの書き方

改善すべき点まで書いてくれるのは嬉しいですね。L/Rの使い分けはできていないとわかっていたのですが、イントネーションや強弱はできていると思っていました。また、ホワイトボードの使い方はこれから練習していかないといけないですねえ。大学時代に塾講師のアルバイトなどをやっておけば良かったと思います。

まとめ

今日はTAになるために受けた英語の試験について書きました。大学によって規定は異なると思いますが、参考になれば幸いです。おそらく、僕の通う大学は他の系列校と比べて試験が甘いと思われます1)僕より英語できそうな人がUC Irvineの英語の試験に落ちていました。。英語ができ過ぎて困るということは絶対にありえないので、アメリカにくるまでに可能な限り英語能力をあげておくとよいと思います。サボっていた僕は現在、非常に苦しんでおります笑 それでは!

 

References   [ + ]

1. 僕より英語できそうな人がUC Irvineの英語の試験に落ちていました。