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JASSOの海外大学院留学のための奨学金に落ちた話、その1:書類選考。

留学準備

こんにちは。今日は、留学準備に際して申し込んだ奨学金に敗北した話をしようと思います。僕が申し込んだ奨学金は1種類だけで1)他の奨学金は通りそうになかったのでスルー致しました・・・!、JASSOの海外留学支援制度(大学院学位取得型)というものです。

2019年度海外留学支援制度(大学院学位取得型)大学取りまとめ応募用

この返済不要の奨学金は、3年間の生活費および、ある一定額までの授業料を負担してくれるというものです。年間でおよそ400万程度を負担してくれる計算です。素晴らしいですね。奨学金の応募はアメリカでPhDに出願する上で必須です。なぜなら、アメリカのPhD取得にかかる費用を自費で賄おうとするのはほぼ不可能ですし、奨学金を獲得したという実績は選考にも大きく影響してきます。アメリカの大学からすれば、年間400万円を日本政府から引っ張ってこれるわけですからねえ。というわけで、アメリカの大学院に応募する人の多くはこの奨学金に応募することでしょう。僕もその内の1人として、とりあえず応募してみたのですが、見事に敗北いたしました。ですが、書類選考は突破して面接まではいったので、その経験について記しておこうと思います。そろそろ応募が始まっているころだと思うので、応募する人の参考になれば幸いです。

応募様式がむちゃくちゃめんどくさいので、余裕をもった準備を。

応募する方は今すぐに応募様式をダウンロードしましょう。書かなければならないことが結構多いです。余裕を持って応募するために早めに作業に取り掛かりましょう。2017年度の場合だと、書かないといけないことは以下のの通りです。

①個人情報・語学試験結果・志望大学
②履歴書(研究業績含む)
③留学計画および修了後の進路計画書
④日本社会への貢献について
⑤留学先大学の情報
⑥成績評価係数

一つ一つみていきましょう。

①個人情報・志望大学・語学試験結果

名前とか所属とかですね。また、志望大学を2つ書く必要があります。TAやRAとして受け入れてくれる可能性があり、奨学金をもらう必要のないような大学を志望大学として書くべきなのかという問題があります。僕は、応募時点でTAとRAの見込みがある大学が2つあったので、それらの大学は志望大学としては書きませんでした。合格した後での大学変更は、JASSO側は嫌がっているようなのですが、きっとなんとかなります笑 知りません。

さらに、志望大学が求めている語学試験基準を満たしているかどうかについて答えます。アメリカの理系大学院だとTOEFL79点などが最低ラインだと思います。難関校だとTOEFL100点で足切りのところもあるようですね。最低ラインを少し超えているだけだと印象がよろしくないと思うので、なんとか90点は書類を出す時点で取れるように調整しておきましょう。

②履歴書(研究業績含む)

僕は、留学先にアポを取ったときに送ったCVをそのまま和訳しました。それで問題ないでしょう。なので、良いCVを作っておきましょう。

③留学計画および修了後の進路計画書

留学先で行う研究について書かなければいけないのですが、こんなのはっきりいって全然わからないです。実際に留学し始める1年前に研究計画書ができているわけがありません。なので、現時点でやってみたい研究のうち、自分が最も説得力を持って話せる研究の話をしました。志望大学の教授の強みや自分の興味関心を関連させながら書きましょう。募集要項には、PhDを取る場合でも3年間で学位を取得できるような計画を立てろという手厳しい指示があります。そのあたりは役所仕事だと割り切って、その通り3年間で学位を取れるような計画を書いてあげました。アメリカのPhDを3年間で出るって・・・天才ですね笑

修了後の進路計画書についてはわりと本音で書きました。この奨学金は日本の税金から出ているということを考慮して、いかに僕の大学院留学が日本に貢献できるかということを強調しながら書きました。このあたりは募集要項を読み込んで、願書を読む人が得点を与えやすいように願書を書くと良いと思います。読む人を意識して申請書を書くのは、どの申請書を書くときでも同じですよね2)こんなテクニックと研究能力は全く関係ない。

④日本社会への貢献について

「国費で留学することの意義」および「日本社会への還元・貢献」という二つの項目に分けて書きました。③と同じで、自分の思いを語るのも大事ですが、採点者が得点を与えやすいような文章を書きましょう。また、留学先での日本のPRや社会貢献活動計画といった項目も作り、簡単に言及しました。

⑤留学先大学の情報

留学先の大学の特徴などについて書きます。この書類のための参照データとして、志望大学のホームページの写しなどが求められます。この作業がかなり時間がかかるので、早めに取り掛かっておきたいですね。情報収集の一環としてやればいいでしょう。

⑥成績評価係数

大学学部または大学院での成績が求められます。僕が応募した2017年度では2.6で足切りだったのですが、今年は2.7に引き上げられています。僕は2.66だったので、今年だったら応募すらできていないということですね。ちなみに、成績評価係数が2.66というのは、全部で30単位を取った場合、優またはAが20単位、良またはBが10個というものです。このように、大学の成績というのは留学する際に大きく効いてくるので、大学生は良い成績を取りましょう。ちなみに、僕は学部の成績はダメダメだったので、大学院の成績を利用しています。このように学部の成績は大学院に行くと塗り替えられる場合もあることを知っておきましょう。

まとめ

このように、JASSOの奨学金応募には用意しなければいけないことが多くあります。時間をもって準備しましょう。また、上で説明した応募様式に追加して推薦状を2通求められます。これは、アメリカの大学院に出願するときにお願いする予定の先生に頼めばよいでしょう。

10月半ばに大学の公募締め切りがあり、僕の場合は2018年の1月17日に書類選考の合格通知をもらいました。そして2月頭の面接へと進むことになりました。面接については別の記事で書きます。それではまた!3)写真は第一志望として書いていたアリゾナ大学の近くで撮った写真です。

JASSOの海外大学院留学のための奨学金に落ちた話、その2:面接。
こんばんは。前回の続きで、JASSOの海外大学院留学のための奨学金に落ちた話をしようと思います。前回は書類選考の内容について書きました。 今日は、書類選考を通過した後の面接について書こうと思います。前回の投稿で書いたとおり、合...

 

 

References   [ + ]

1. 他の奨学金は通りそうになかったのでスルー致しました・・・!
2. こんなテクニックと研究能力は全く関係ない。
3. 写真は第一志望として書いていたアリゾナ大学の近くで撮った写真です。