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戦闘力の高いCVを作るために学部時代から頑張りましょう。

留学準備

こんばんは。ゆるふわたまごです。今日は、アメリカ大学院に出願する際に求められるCV(curriculum vitae)という履歴書のようなものについて説明します。

前回は指導教員に送るメールについて書きました。

指導教員になる先生に送ったメールを公開します!
こんばんは。ゆるふわたまごです。今日は、指導教員になって貰いたい先生に送るメールの書き方について説明したいと思います。 前回は、指導教員の探し方について書きました。 そもそもなぜ、指導教員になって貰いたい先生にメールを送...

このメールに添付できるようなCVを書いていきましょう。

CVって何?

CV?レジュメじゃないの?と思われる方、いると思います。ネイティブの方も悩んでいます。

What's the Difference Between a Resume and a Curriculum Vitae?
The difference between a resume and a CV, what is a curriculum vitae, what is a resume, when to use each, what to include, and advice for writing both.

これを読む限り、CVはレジュメよりも長めの履歴書で、アカデミアで用いられるもの、みたいな感じっぽいですね。言葉にこだわるつもりはありませんが、このブログではCVに統一して話をすすめます。

さて、CVとはなんでしょう?アメリカ大学院理系進学に絞って話をすると、CVとは、自分の学歴やこれまでの研究活動について書いた履歴書になります。この履歴書を志望動機とうまく組み合わせることで、自分を優秀な学生であると大学側に認めさせることが重要です。この話で気づいた人もいるかもしれませんが、日本における就職活動と非常に似ていますね。日本の就職活動と同じで、大学院から合格さえ貰ってしまえばこちらのものです笑。嘘をつかない範囲1)完全な嘘は説得力がなくなるので良くないです。で一番よい自分を演出しましょう。謙虚さは不要です。

実際に送付したCVを公開。真似をしてはいけません。

それでは、CVの書き方について説明します。これも指導教員に送るメールと同様に、ネイティブが書いたものを参考にするとよいでしょう。少しググれば色々な人が書いたCVが転がっています。老齢の研究者のCVはデザインは趣がありすぎるので、若い研究者のCVのマネをすると良いと思います。大学院出願の場合に限っていうと、CVは長すぎない方が良いとされることが多いようです。忙しい先生が目を通しやすいように、2ページくらいに収めましょう。

参考までに僕のCVを紹介します。全部を公開するのは少し気が引けるので、一部分ぼかしたり削りながら公開します。僕の個人的な知り合いは言ってくれれば原本を渡します。これは見て楽しむものであって、マネをするものではありません。マネして落ちても知りません笑

Egg YURUFUWA

Address: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx, Japan
Phone: +81-xxxxxxxxxxx Email: xxx@xxxxxxxx

EDUCATION
PhD course in xxxxxxxx     Apr. 2017-present
The University of Tokyo, Japan

MA in xxx (GPA: 3.77)     Mar. 2017
The University of Tokyo, Japan

Dissertation title: “xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx”
Supervisor: Prof. xxxxxxxxxxxxx
Junior Visiting Research Fellow     Oct. 2016-Dec. 2016
xxxxxxxxxxx, Australia

Supervisor: Dr. xxxxxxxxx
BA in xxxxxxxx (GPA: 3.04)     Mar. 2015
The University of Tokyo, Japan

Publication
Yurufuwa, E., xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx. 2017. xxxxxx.

International Journal of xxxxxxxxxxxxxxxx. DOI: xxxxxxxxxxxxxxxxxxx (accepted)

FUNDING and ACADEMIC AWARDS

2017     Outstanding Student Presentation Award, xxxxxxxxxxx
2017     The Dean Award for Academic Excellence, xxxxxxxxxxx
2016     Overseas Research Program, xxxxxxxxxxxxx
2016     Grants-in-Aid of xxxxxxxxxxx
, xxxxxxxxxxxxxxxxxx
2015       Best Oral Presentation Award, xxxxxxxxxxx

Research Experience
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx                       2014-present
The University of Tokyo
Supervisor: Prof. xxxxxxxxxxxx

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
Junior Visiting Research Fellow                                                                Oct. 2016-Dec. 2016
xxxxxxxxxxxxxxxxxx

Supervisor: Dr. xxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.

Presentations
Oral Presentation
Yurufuwa, E., xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx. Japan, (May 2015)

Poster Presentation
Yurufuwa, E., xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx. Japan, (May 2017)

Yurufuwa, E., xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx. Japan, (May 2016)
Yurufuwa, E., xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx. USA, (December 2015)

Academic Services
2015-2016            xxxxxxxxxxxxxxxxxx Program
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx, The University of Tokyo

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.

TEACHING
Teaching Assistant
2017       xxxxxxxxx Project (intensive seminar for international students)

2017       First-Year Seminar for xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
2016       First-Year Seminar for xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
2015       xxxxxxxxxxxxxxxx Experiment

Teaching Training
2017       xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Program

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.

PROFESSIONAL MEMBERSHIPS
2015-                    xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Union
2015-                    xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Society (2016: Student editor)

2015-                    xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
2015-2016           xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Union

Professional Services
Student Editor                                                                                                                             2016
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Society

Leadership
2014                     Vice-Captain at xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (2011-2014)

2011-2014            xxxxxxxx Coach at xxxxxxxxxxxxxxxxxx

僕なりの解説を入れますね。CVのできを判断するのは出願先の大学であり、指導教員なので、学生にすぎない僕の意見を鵜呑みにするのはいけませんよ。

Education
学歴です。高校までは書かないことが普通なようです。留学経験もここで書いています。語学留学でなく、研究活動としての留学は評価が高いと思います。僕は修士課程のときに行く機会を得ることができました。チャンスがあれば応募しましょう。
また、大学の成績の度合いを表すGPAという数字を書いています。優またはAが4点、良またはBが3点、可またはCは2点で、全体の平均をとります。不可は計算に入れなくて大丈夫です2)不可や欠席を入れると僕は大変なことになっていしまいます・・・。この数字は高い方がいいです。3未満だと足切りをくらうかもしれません。アメリカの学生は3.9とか取ってくるらしいので、学部のころから良い成績を取ることが重要です。僕のように学部でサボりつくして情けない成績を取っている人は修士課程に進学してGPAロンダリングを行いましょう笑

Publication
投稿論文の欄です。僕の場合は修士論文の一部をまとめた論文が、ある国際誌に掲載されることが決まっていた3)アカデミア界ではacceptされるといいますので、それを書くことができました。投稿論文の実績があるのはむちゃくちゃ強いです。修士課程の早い段階や学部生のうちに投稿論文が出せるとアメリカ大学院の進学を非常に有利にすすめることができます。僕にはできませんでしたが、皆さんはがんばってください。

FUNDING and ACADEMIC AWARDS
学会や大学からの表彰です。表彰の数は本人の研究力を表すものではないのですが、あるにこしたことはありません。学会に参加する機会を得ることができたときは積極的に狙いましょう。

Research Experience
これまでの研究活動について簡潔に説明します。僕は、1つの研究テーマに対して3つの文章で説明しました。悠長なものは好まれないでしょう。淡々と事実を述べるのが明快だと思います。

Presentations
学会発表です。学会発表の多さは学生にはどうすることもできません。自分が所属する研究室のスタイルによると思います。積極的に学会発表をしている研究室を選ぶと、この欄が埋められると思います。
研究に縁のない人向けに書きますと、学会というのは研究者のためのオフ会みたいなものです。国内学会の場合は日本全国、国際学会の場合は世界中からその分野のオタクが集まってワイワイしているのです。理系の院生が「学会発表で忙しい」みたいなことを言っていたら、「オフ会の準備があるんだな」程度に思っておいたらいいです。学会がどのように扱われているかは分野によって異なります。Computer Science系の分野では国際学会に論文を通すことが評価されるようですが、私の所属する地球科学の分野では学会に参加することはそこまで難しいことではありません。

Academic Services
大学で参加した活動について書きました。大学運営の手伝いや研究に関する行事の代表などをするとよいかもしれません。

Teaching
Teaching Assistantというのは、大学の先生の授業を学生が補助する活動のことです。僕は、院生のときにいくつかの授業のTAをやっていたので、それについて書きました。また、授業のやり方に関する講座を取っていたので、それについても書き加えました。これが合否を左右するかは全くわかりせん。

Professional Memberships and Professional Services
所属している学会のリストと役職です。合否には関係ないと思いますが、CVには書くのが普通だと思います。

Leadership
この欄は謎です。すでに留学している友達から「大学の部活動は評価されることがある」といったことを聞いていたので加えましたが、僕の場合聞かれることは一度もありませんでした。。。ボランティアとかも書けるといいかもしれませんね。

充実したCVへの道のりは長い

結果から言うと、CVに関しては褒められることがとても多かったです。僕の合格はほぼCVで勝ち取ったといって良いと思います。僕は修士課程を終えてから出願したのでCVに書く内容を多くすることができました。学部卒業後すぐや修士課程在籍中に出願したい方はここまでボリュームを出すのは難しいと思います。それでも、CVをできるだけいいものにしたいのであれば、学部1年生のころから研究室に潜り込んで研究をさせてもらいましょう。僕にそこまでの先見の明はなかったのですが、そのような学生を拒む先生はいないと思います。実験や解析を真面目にやってくれる学生は、先生にとっても嬉しい存在なのでウィンウィンなのです。とりあえず興味のある研究室の先生に相談してみてはどうでしょうか?

さいごに

CVについて多少なりとも理解して頂けたでしょうか?ここで重要なことは、CVを充実させることは学生1人の力ではなんともならないということです。研究活動や留学にはお金と場所が必要なのです。僕の場合、学会参加に積極的な指導教員がいたので実績を増やすことができました。N先生、H先生ありがとうございました。そして何より、学会参加や研究活動に必要なお金はすべて税金で賄われています。そういった意味で税金を払って頂いている方には頭があがらないのです。次回は、アメリカ大学院出願に必要な書類と試験をまとめます。

TOEFL、GRE、Statement of Purpose。こいつらと戦わずしてアメリカ大学院進学はない。
こんにちは。ゆるふわたまごです。前回までの投稿で、指導教員になってもらいたい先生にどうやって自分を売り込むかについて書きました。 先生から良い返事を貰えるか、悪い返事を貰ってしまうかはCVの良し悪しとあなたが生まれ持っ...

References   [ + ]

1. 完全な嘘は説得力がなくなるので良くないです。
2. 不可や欠席を入れると僕は大変なことになっていしまいます・・・
3. アカデミア界ではacceptされるといいます