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渡米1年と1日目。アメリカに来てから1年が経ちました。

アメリカでPhDを取るまで

こんにちは。今日でアメリカに来てから1年が経ちました。区切りが良いので、現時点での感想を書いておきます。

日本を離れてから1年経ったということですが、体感時間は長かったです。特に、始めの半年は正直きつかったです。英語はわからないし、気晴らしする相手も場所もありませんでしたし。研究も思っていたより進まなかったこともあります。前の冬休みは人生の暗黒期です。3週間弱、誰とも会話をしなかった体験は人生で初めてでした。老後の孤独死のイメージが湧きましたねえ笑

物事が好転し始めたのは、英語がわかり始めたころですね。今年の6月くらいからだと思います。まあ、今でも話す相手やテーマによっては全くわかりませんが、かなりましにはなりました。周囲の人たちのコミュニケーションという点も少しは改善されたでしょう笑 日本語と比べて不自由なく会話できるようになるためには、真面目に勉強してもあと3年はかかりそうですが。研究について道筋が見えてきたのもこの頃だったと思います。

この1年で収穫だったなと思うこととしては、人間はどこまで言っても人間だな、ということが実体験レベルで腑に落ちたことでしょうか。物凄く賢そうに見える教授も、映画に出てきそうな白人の女の子も、世界各国から集まってくる留学生も皆、人間だなあと。日本にいるときから、地球上にいる人間にそんなに大差はないだろうと思っていましたが、それが実体験として裏付けられた感じです。それぞれ、異なる文化・宗教・環境によって埋め込まれた思い込み(悪い言葉で表現すると”洗脳”)が違うだけで、ベースとなる部分は同じだと感じます。もちろん、この結論は僕がこれまで見てきた人間から導き出されたものであり、僕の予想をはるかに超えてくるような人間もいるのかもしれません。そんな人がいれば僕はすごく嬉しいのですが、いったいどうでしょう。

以上のことから、僕は、人種・性別・年齢・容姿とか関係なくみんな変わらないと思いますね。アフリカで生まれた人類が世界に散らばっているだけでして・・・ですが、だからみんなで仲良くしよう。。。みたいな綺麗ごとに溢れた結論にはなりません。人間だからこそ上手くいかない点が多いと思います。他者と仲良くしたいのであれば、共通目的をもって何かを成す以外に手段はない、僕の持論です。

その点で科学は素晴らしいです。科学技術の発展という共通の目的を持っているが故に、異なる背景の人とも協力して仕事ができます。僕はそういうのが好きです。将来、世界中の研究者から頼りにされる研究者になれれば、これ以上なく幸せだと思います。今日はここまでにします。それではまた!1)写真はアメリカに入国した直後にハワイで撮った写真です。

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1. 写真はアメリカに入国した直後にハワイで撮った写真です。